○福岡教育大学ティーチングアシスタント実施規程
(制定 平成23年1月25日)
改正
平成26年12月25日
(目的)
第1条
この規程は,福岡教育大学(以下「本学」という。)のティーチングアシスタント制度の実施に関することを定めることにより,本学の大学院生に,教育的配慮の下に教育補助業務を行わせ,これに対する手当支給により,大学院生の待遇の改善に資するとともに本学の教育の充実及び教員・研究者になるためのトレーニングの機会提供を図ることを目的とする。
(名称)
第2条
前条の目的のため採用された者は,ティーチングアシスタント(以下「TA」という。)と称する。
(職務内容)
第3条
TAは,学部学生に対する実験,実習,演習及び実技等の授業において,授業担当教員の教育補助業務を行う。
(採用等)
第4条
TAの採用は,本学の大学院に在学する優秀な学生から選考する。
2
TAの採用を希望するコースは,所定の採用依頼書により大学院研究科長に申請するものとする。
3
TAの採用は,大学院常任委員会及び大学院研究科教授会における審議の後,学長が行う。
4
TAの採用に当たっては,1人当たりの雇用時間が月40時間(週10時間程度)以内を基準とし,当該大学院生の研究指導,授業等に支障が生じないよう配慮することとする。
(給与)
第5条
給与は,時間給のみとし,諸手当等は支給しない。
2
時間給は,教育職(一)による常勤の職員として採用した場合に受けることとなる俸給月額を基礎として,次の算式により算出した額の範囲内の額とする。
時間給=
俸給月額
×
12
(1円未満は切捨て)
52
×
38.75
(雇用期間)
第6条
TAの雇用期間は,当該年度の範囲内とし,前期,後期,通年等に応じて,個別に定める。
(研修等)
第7条
授業担当教員(複数で実施する授業の場合はその代表者)は,TAの採用に当たり,十分な研修を行ったうえで学部学生の指導に当たらせる。
また,授業担当教員は,それぞれの授業開始時には当該授業の打合せを行い,当該授業の終了時には実施報告をさせる。
(勤務時間報告)
第8条
TAは,毎月指定された期日までに,所定の従事実績記録簿を人事企画課に提出するものとする。
(実施結果報告)
第9条
TAは,その年度の雇用が終了した月の翌月10日までに,所定の実施報告書を授業担当教員(複数で実施する授業の場合はその代表者)の確認を経て人事企画課に提出するものとする。
(事務)
第10条
TAの採用,勤務時間報告等に関する事務は,人事企画課が処理する。
(様式等)
第11条
この規程の運用に必要な様式その他必要な事項は,大学院常任委員会における審議の後,学長又は大学院研究科長が定める。
附 則
1
この規程は,平成23年3月1日から施行する。
2
福岡教育大学ティーチング・アシスタント実施要項(平成16年7月22日制定)は,廃止する。
附 則(平成26年12月25日)
この規程は,平成27年4月1日から施行する。